慶事対応について

≪内容に広告・プロモーションを含みます≫

慶事対応は弔事対応と違い、少し前から詳細が分かることが多いので、事前に準備ができます。
取引先との関係を良好に保つため、丁寧な対応を心がけます。

 就任祝い・昇進祝い

まずは下記の情報を入手します。
・就任した方の正式な氏名、役職名
・就任日※
・お祝いの送り先
※就任日は必ず正式な日付を確認します

情報を入手出来たら、上司と対応について打ち合わせます。
・何を贈るか
・予算

【祝電】

祝電を打つ場合は、差出人名、文章、台紙を上司に確認して、就任日の午前中に届くように手配をします。

【贈答品】

贈答品として、お花を贈ることが多いです。
中でも、胡蝶蘭はお祝い花の定番です。
胡蝶蘭は平均で1ヶ月から3ヶ月ほど美しい状態を保ちます。
そのうえ、どんな季節でも贈ることができ、お手入れに手間もかからないのです。

お手入れは、スポンジやコケが乾いてきた頃に霧吹きなどでお水をあげるだけなので、誰でも簡単にできます。
また、花粉と香りが少ない点も送り先の方への配慮となります。

費用は、就任祝いは3万円~5万円、昇進祝いは1万円~3万円が相場です。
ご購入の際は立札も必ず立てるようにお花屋さんへ依頼しましょう。

送り先の方のイメージによっては、フラワーアレンジメントなどを贈ってもよろしいかと思います。
お店にもよりますが、胡蝶蘭と同じ3万円程度の予算でお願いすると、とても豪華なアレンジメントを作ってくれます。

※お花を贈る際に特に注意が必要なことは、就任日の確認です。
実際の就任日よりも前に届いてしまうと、前任者がまだいる中でお花が飾られることになってしまい、逆に迷惑となってしまうので、必ず間違いの無いようにしましょう。

開店祝い・開業祝い・開院祝い

まずは下記の情報を入手します。
・オープン日
・開店先の住所
・店長(代表者)名

情報を入手出来たら、上司と対応について打ち合わせます。
・何を贈るか
・予算

【贈答品】

贈答品として、やはりお花を贈ることが多いです。
種類も就任祝いなどと同様で胡蝶蘭が多く選ばれています。
お店やクリニックのイメージに合うものを選ぶと、喜んでいただけるはずです。

※開店祝いは、オープン日の前日に届くように手配しましょう。

さいごに

慶事対応で共通していることは、贈る相手のことを一番に考えることです。
お相手のことを考えずに贈ってしまうと、かえって迷惑になってしまうので、注意しましょう。
また、お花の注文は時期によってはお届けまでに時間がかかってしまうこともあるので、情報収集を早めにしておくこともポイントです。